こんにちは!ベアベアです。
今回は毎日忙しく過ごしている大学生におすすめの本、1440分の使い方を紹介します。
この本は複数の会社を起業し、活躍されているケビン・クルーズさんが書かれた、一日を最大限に有効活用する時間術を紹介する本です。
億万長者や、オリンピック選手などへのインタビューをもとに時間管理術を紹介しています。
大学生にも参考になるようにトップレベルの成績を残した学生のインタビューもあります。
毎日を忙しくてしんどい大学生、時間を効率的に使いたい大学生に非常にお勧めの一冊です。
それでは紹介していきます。
要約
この本は7人の億万長者、13人のオリンピック選手、29人のオールAの学生、239人の起業家、計288人への取材を通して
時間管理や生産性を向上させるための15の秘訣を教えてくれます。
さらに具体的にどう行動すればいいのかを具体例とともに紹介しています。
著者の紹介
著者のケビン・クルーズはニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー作家、フォーブス誌寄稿者、複数の大規模企業の創業者という非常に多様な面を持っている人です。
22歳で最初の会社を起業し、懸命に働きますが、負債を抱えてしまい挫折してしまいます。
この経験から新たに複数の会社を起業し、成功しています。
ケビン・クルーズホームページ
https://kevinkruse.com/
この本が生まれた背景と気づき、特徴など
著者は元デジタル学習企業の創業者兼社長です。
当時彼の企業は急激に成長しており、様々な課題が発生していました。
彼は社長だったため、社員からアドバイスや助けを常に求められ、他人の要求にこたえることで1日が終わってしまっていました。
そこで社長室のドアに「1440」と印刷した紙を貼りました。
この1440というのは1日つまり24時間を分で表した数字です。つまり
24時間×60分=1440分
この紙を貼っただけで、社内では1440分しかないのだからという声が聞こえるようになりました。
このように1440分を意識して仕事に取り組むようになったことがこの本の題名になっています。
それでは僕がこの本で学び、実践してきたことを3つ紹介します。
時間を大切なものだと考える

まず「時間を大切なものだと考える」ことです。
みなさんは時間を大切なものだと考えていますか?
多くの人が大切に思っている、お金や健康は取り戻すことができます。
しかし、時間はどんなことがあっても取り戻すことができません。
また時間はすべての人に真に平等に与えられた、唯一のものです。
そう考えると、毎日の一分一分が非常に大切に思えてきます。
本のタイトルにもなっている1440分もそう考えると、1440分しかないと思えるようになります。
僕はこの本を読む以前は、時間をそれほど大切なものだと思っておらず、
暇な時間はスマホをいじったり、動画を見たり、時間を無駄にして過ごしてきました。
しかし、いざ時間は取り戻せないほど重要なものだと考えると、毎日の時間を少しでも無駄がない様に過ごそうと考えることができました。
その結果、暇な時間を読書や英語など自分の成長のための時間に費やすことができています。
時間を効率的に使いたいという方は、まず時間は何よりも大切だと考えることから始めるといいと思います。
ToDoリストではなく、スケジュールに組み込む

ToDoリストというのは毎日やることを書き出し、一つ一つこなしていくという仕事リストです。
結構多くの方がこのToDoリストで仕事や勉強を管理していると思います。
しかし、本書はToDoリストを推奨していません。
ToDoリストは異なる時間がかかるタスクが混在しているため、重要なタスクよりも簡単な項目から取り組んでしまいがちです。
そこであらかじめスケジュールにどこタスクをやるのかを組み込んでおきます。
そうすることで優先度の高いものから先に取り組み、一日にやるべきタスクを終えることができます。
本書では15分単位でスケジュールをつくることが推奨されています。
僕はバーティカルの手帳を使ってスケジュールを管理しています。
スマホのほうが持ち物が少なくなるという利点がありますが、紙の手帳のほうが素早く書きやすく、確認するときにもスマホより早く確認できます。
実際にやってみると、何をやるのかを直前に考える必要がなく、スムーズに勉強や仕事に入ることができます。
本書で推奨されている通り、重要なタスクを早い時間にあてることで集中力が高い状態でそのタスクに取り組めました。
集中が続かないと感じている方に特に実践していただきたいです。
一度しか触らない
3つ目は一度しか触らないということです。
日ごろ片付けやメールの返信、学校の課題など何かと後回しにしてしまいますよね。
そうするといつまでもその日のうちに終えることができないタスクがたまってしまいます。
そこで5分以内に終わる簡単な作業は何度もやるのではなく、一度で終えることを推奨しています。
僕の場合はラインの返信や学校からの連絡の確認、簡単な小テストなどは後回しにせずにその場で終えてしまうようにしています。
そうすればタスクが溜まっていくことを防ぐこともできますし、
「タスクをこなせた!」
と小さな達成感を味わうことができ、モチベーションアップにもつながります。
小さなことですが、簡単なことは一度しか触らないということを実践すると非常に効率的に使えることを実感できます。
まとめ
今回は忙しい大学生におすすめの本「1440分の使い方」を紹介しました。
大学生は毎日の講義はもちろん、課題やバイト、研究など特に理系の方は時間に追われて生活されている人が多いと思います。
この本を読めば、毎日の生活を効率的に時間を使うことができるようになります。
毎日忙しくて悩んでいる、やりたいことがなかなかできない方は是非読んでみてください。
漫画版もあります
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